*31歳からのフランス留学*

2016年秋からフランス留学♪* 留学準備とフランス生活を綴ります

滞在許可証の更新:手続き当日編

ようやくこの日がやってきました!!

早く済ませたくて仕方なかったTitre de séjour の更新手続きに行ってきたので、

当日の様子をご報告します。

 

Convocationに指定された日時は9月5日10時半

場所はパリ18区にあるPréfectureの留学生担当局でした。

 

念のため早めに家を出て建物前に40分前に到着したのですが、

入口のセキュリティチェックの手前で警備員のお兄さんに「学生か?」と聞かれ、

ハイと答えると、「学生はここじゃない、移転した。」と言われました。

 

え…?移転?

 

びっくりして唖然としていると、扉の張り紙を指さして

「ここに移転した。」と冷たく言われました。

 

張り紙を見ると「9月4日から下記の住所に移転します」

 

f:id:yukkoenfrance:20170917194616j:plain

 

え、昨日から?

 

そして移転先を確認すると、14区の表記。

現在地18区、手続きをする場所14区、予約の時間まであと35分。

さすがに動揺します(´Д`;)

 

動転しながらも、なんとか張り紙の写メを撮り、

乗換検索をしながらメトロに乗り込みました。

メトロとRERを乗り継ぎ、北駅から満員電車に揉まれ、

ようやくたどり着いたのがコチラ。

Cité Internationale universitaire de Paris
17 boulevard Jourdan – 75014 Paris
 
留学生寮が集まるCité Internationale内に窓口が設置されていました。
どうやら9月から11月はこの場所で学生の受入を行うようですが、
詳しい日程はギリギリに決まるのか、サイトに書いてある日付とも異なるし、
5月に予約を取った際にはそんな案内一切ありませんでした(  `°罒°)ムキー
 
やっとの思いで移転先にたどり着いたゆこですが、
半分扉が閉まった入口前に30人ほどの人だかりができていて通ることができません。
何の人だかりなのかわからないので周りの学生に質問してみましたが、
みんなよくわかっていない模様…
 
そのまま様子をみること5分。
扉の前にいる担当者らしき人が前の方にいる学生に
チラシのような紙を渡していました。
よく見えないけど「滞在許可証の手続きの方法」が書かれているような?
その時、ゆこは気づきました・・・
 
この人たち、もしかして予約もまだなのでは?
 
これではラチがあかないと思い、「私、今日予約(RDV)があるんです!」と言うと
「え、それなら先に進みなよ」という反応の学生さんたち。
やっぱり、彼らはこれからRDVを取るために集まっていて、
今日手続きをするわけではないようです。
 
なんとか人ごみをかき分けて扉までたどり着くと、
担当者に「今日の予約があるならどうぞ」とすんなり中へ通されました。
 
なんのこっちゃ(´△`) 勇気出して早めに自己主張してよかった…
そんな私を見て、後ろから5~6人の学生さんたちがついてきました。
 
ちゃんと列を作れば混乱も少なく済むし、担当者の声も聞こえるのに、
ゴチャっとした人だかりで何も見えず、何も聞こえず、何待ちなのか、
なぜ中には入れないのかわからないという状態に陥いるこの感じ…
 
日本人的には「ちゃんと並べば済むことなのに」と思ってしまいますが、
小規模ながら大学の事務室前でも同じようなことが起きたりします゚(´・_・`)
 
前置きが長くなりましたが、ようやく建物の中に入ることができ、
まずは受付カウンターで書類一式を見せました。
おおまかに必要書類が揃っていることを確認の上、
窓口の女性から整理番号と申請書を渡されました。
 
この申請書、実はPréfectureのサイトからもA4版でダウンロードできるのですが、
一部の書式が異なります。(A3でPDF版にはない面がありました)
そのため、記入済みだったのにその場で書き直すよう指示されました。
 
基本的には個人情報を書き写すだけでしたが、
1項目「既に滞在許可証を持っていますか」という項目については
留学1年目はcarte de séjourではなくパスポートに貼る認証シールのみなので、
oui / nonどちらを選ぶべきかわかりませんでした。
 
受付の窓口ではNONを選ぶように言われましたが、
その後、整理番号を呼ばれた後に詳しい手続きを担当する担当者には
OUIを選ぶように言われて書き直しました。
 
担当者によって回答が異なるのはフランスではよくあることですが、
記入の仕方がわからない項目は空欄にして提出時に聞いても良いと思います。
(基本的には、受付の人より、手続きする担当者の方がよくわかっている様子でした)
 
その後、電光掲示板に整理番号と窓口のアルファベットが掲示され、
担当者の元で申請用紙と提出書類の確認が行われました。
 
基本的にはリストで指定された書類で問題ありませんでしたが、
ゆこの場合、「●●もないの?」と言われた書類が2つありました。
① 結婚しているので大使館発行の「婚姻証明(certificat de mariage)」も提出しました
② 旦那はフランスで働いているので、パスポートのコピーのみならずTitre de séjourの
コピーの提出も求められました。
 
どちらも念のため持って行っていたので良かったです。
 
提出が終わると、「手続きをするので座って待っていてください」と言われ、
近くのベンチで待たされました。
 
ちなみに、ゆこを担当してくれた女性は経験豊富だったのですが、
隣の同僚が新人でわからないことだらけだったようで、
他の人の書類を手伝っている間、20分ぐらい余計に待たされました( ̄▽ ̄)
 
そして待つこと40~50分ぐらい?
再び同じ担当者に呼ばれて、記載事項を確認の上レセピセを受け取りました。
 
このレセピセは次の滞在許可証の発行手続き中であることが証明され、
正式に更新されるまでの「つなぎ」となります。
有効期間は3ヶ月で、ゆこの場合は12月4日まで。
 
今後の流れとしては、通常は1ヶ月~1ヶ月半以内に
Carte de séjourを受け取るため日を通知するSMSが送られてくるそうです。
もし2か月経ってもSMSが届かなければ問い合わせるよう言われました。
 
なお、担当者に質問したところフランス国外の旅行も問題ないとのこと。
ただし、レセピセでの再(仏)入国については他の方のブログでも
確実ではないというニュアンスを見かけるので、この期間の旅行は迷うところです。
 
なにはともあれ、無事に滞在許可証の更新「申請」が済み、
レセピセを受け取ることができてホッとしました。
 
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます✩