滞在許可証の更新:受け取り編
滞在許可証の受け取りについて。
「手続き当日編」で書いた通り、9月に留学生担当局にて更新の申請を行いました。
そして申請から約2週間後 "Votre titre de séjour disponible"
(滞在許可証が発行されました)という内容のSMSが届きました!
SMSは以下のような感じで、かなり簡略化された文面で
受け取り日時(RDV)、場所、手数料(収入印紙)の金額が記載されていました。
Votre titre de séjour ********* disponible en s-pref.
Taxe à payer : 49 EUR
ACHETER TIMBRE INTERNET PREFECTURE
RDV 18/10/17 8h30-9h30 PL LEPINE/METRO CITE
RDVは10月18日の午前8h30〜9h30。およそ1ヶ月後です。
場所はシテ島にあるPréfecture de Policeで、その住所がPlace Louis Lepineです。
SMSではPL LEPINEと暗号のようですが、
申請時にもらった案内の紙には詳しく書いていました。
部門はRemise de titre de séjour という窓口です。
手数料は49ユーロ。
ん?ホームページには79ユーロと書いてたのに??勘違い?!
実は2017年夏からパリでは電子版の収入印紙の購入が可能となり、
Préfectureは電子版の購入を推奨しているようで、わざわざSMSにも書いてあります。
申請時の案内にも記載がありますし、公式サイトにも詳しい情報ありです。
でも実は、ゆこはフライングで紙の収入印紙を購入済み…だったんです。
心配症なので、申請時に手ぶらで行くのが不安で買っちゃったんですよね、
79ユーロ分(´・_・`)
そこで仕方なく紙の収入印紙を持参しました。
結果は、全く問題ナシ。よかったー♪♪
使ったのは49ユーロ分のみですけどね…(;´∀`)
なお、事前購入した紙の収入印紙で支払いは可能ですが、
以前はあったPréfecture内の収入印紙の販売は終了したそうです。
受け取りの流れは以下の通りです。
①メトロ4番線のCité駅を出ると大きな建物があり、8時15分の時点で30〜40人ほどの列ができていたのですぐにココだとわかりました。
②8時半になると入り口が開かれ、順番にセキュリティチェックを通って建物の中へ。
周りの男性陣はベルトを外したり、ポケットの中身を出したり忙しそうでしたが、
ゆこは「どうぞ」とすっと通してもらえました(╹◡╹)
③セキュリティの先にある総合Accueilで目的を告げるとPorte ❺へ行くように言われ、
中庭の方へ歩くと❺の扉の前に20人ほど並んでいました。
並んでるのは中庭なので屋外。朝一で行く方は季節を問わず上着必須です。
④順番に❺の中へ進み、Accueilでレセピセを見せると整理番号がもらえます。
ここは暖房が効いてて暖かかったです。
⑤電光掲示板に自分の番号と窓口番号が表示されたら窓口へ行き、
レセピセとパスポートを見せます。レセピセはこの時点で回収され、
担当者が封筒に入ったCarte de séjourを持ってきてくれました。
受け取ったのはカード本体と、同封の用紙から切り離されたAttestation部分です。
⑥収入印紙を渡し、担当者が用紙に印紙を貼り付け、
最後に署名欄に受け取りのサインをして、手続き終了です。
Préfecture の敷地内に入ってから受け取りまで約40分でした♪
というわけで…
念願のCarte de séjour、ついに手に入れました!!
これで近場のお出かけならパスポートを持ち歩かなくてもいいし、
安心して近隣国に旅行もできます。
お財布のカード入れに入る大きさなので嵩張らないのも嬉しい(*º▽º*)
ちなみに、今回の有効期限は長期学生ビザの切れた日(8月上旬)ではなく、
更新を申請した日(9月5日)から丸1年でした。
役所手続きは管轄や担当者によって方針が違ったり、
急に手続き方法が変わったりとなかなか一筋縄では行きませんが、
Parisの一体験談として参考になれば嬉しいです。
ゆこの場合、申請当日はかなり振り回されましたが、
受け取りは比較的スムーズだったので幸いでした。
みなさまの手続きもなるべくスムーズに進みますように☆.。.:*・