パリの語学学校について
渡仏前、フランス語もまだまだ勉強中の身としては
大学の授業についていけるのかとっても不安だったので、
8月に「大学準備講座」がある語学学校に通うことにしました。
私が通うことになったのは、パリのFRANCE LANGUEという学校です。
他にも大学準備のコースを提供している学校に問い合わせをしましたが、
ソルボンヌ大学付属の学校は今季開講の予定ナシとのこと ( ºωº )チーン…
Alliance Françaiseは週に2回×4週間のコースがありましたが、
渡仏前に開始するコースだったため選択肢から外れました。
私の選んだ学校には日本人の担当者が在籍されていて、
申し込み後はその方が日本語でメール対応してくださいました。
ちなみに大学はノートルダム大聖堂が見える場所にあり、
お天気の良い日が続いたので、隣の公園でランチを食べたりしていました(*´ч`*)
講座の期間は4週間で、月~金まで1日4時間程度の授業時間です。
午前中は一般フランス語、午後に大学準備のアトリエがあります。
まずは、一般フランス語について。
ほかの学校同様に筆記試験を受け、10~12人が上限のクラスに割り振られます。
ゆこが入ったC1のクラスは、週によって4~9人でした。
クラスメイトとのコミュニケーションが多く、ちょうど良い人数でした。
講師にもよりますが、授業内容は主に以下のとおり:
- 日常会話(授業の冒頭に講師から昨日なにしたの?などの質問)
- 文法の復讐と練習問題
- 読解問題(新聞や雑誌の記事など)
- 聞き取り(ラジオのニュースや、試験の過去問)
- 書き取り(講師が選んだ小説の一部など)
- プレゼン(自分で選んだテーマ、新聞記事をシェアするなど)
続いて、大学準備講座(Préparation Universitaire)について。
この授業は他の生徒がいなかったので、まさかのプライベートレッスンでした。
通常は複数の生徒を対象しているコースです。
内容としては、主に次のようなテーマがありました。
- フランスの教育制度
- 大学でよく耳にする用語(授業や試験の形式など)
- 作文(résumé, compte-rendu, dissertationの構成、接続詞など)
- ノートの取り方(書き取り練習、フランス語の省略の仕方など)
- プレゼン(exposé)の練習
個人的に特に役に立ったのが、ノートの取り方とプレゼン練習でした。
ノートについては講義のビデオを見て練習したり、一般的な省略を学んだり。
実際に書き取り練習をしましたが、1回目では聞き逃していることが多く…
やはり慣れるまではボイスレコーダーに録音しようと決めました。
プレゼンについては、自分が内容をわかっているつもりでも、
抽象概念をフランス語で伝えることがいかに難しいか痛感しました。
「時間の捉え方の違い」なんていうテーマを選んだばかりに
楽しいはずの語学学校の1コマが苦行になってしまいましたが、
こんなにも言葉が出てこないものなんだ、と実感できました(´ε`;)
というわけで、準備講座は役に立ちましたが、
100%フランス語の授業についていくのはとっても大変…
フランス人の同級生はPC持参で超速タイピングしていますが、
ゆこは録音もしているので、とりあえず手書きでノートを取っています。
もちろん一生懸命聞いているつもりですが、
「え、今なんて言った???」「え、どういうこと?」
と一日に何度も首をかしげています┐('~`;)┌
今はついていくのに必死なので、
大学での講義については、もう少し慣れた頃に書きたいと思います。
ここまで読んでいただきアリガトウございます✩